さっき検索したら、
「乱れた眉毛は、波乱に満ちた運勢を予感します。眉毛が乱れているということは、感情の起伏が激しく、その場そのときの感情にむらがあり、大切なところで運を逃してしまいます。不安定な運勢を暗示しています」とのことでした。
私が子供だったころ父親が私の頬っぺたにタバコの火を押し付けたんですよ。
その父親と二人暮らしをする羽目になった２０歳のころ、眉毛がどんどん抜けた。
その後眉毛はくしゃくしゃです。加齢による長い眉毛が加わって、もう、どうしていいのかわからない。
ニキータ・ミハルコフの映画、「太陽に灼かれて」では、少女が、家の近所で見慣れない車を見つけて、黒くて大きい車で、運転席と助手席に大柄でガサツそうなおっさんがいてサンドイッチを食べてるんです。でも、車はここらでは見たことがない、いい車ですよ。車のサイドミラーをのぞき、湿らせた指で眉を整えると、
「こんにちわ。素敵な車ね。お食事中に話しかけてごめんなさい。頬っぺたにサンドイッチのマヨネーズがついてるわよ。私、ちょっとそこらをドライヴしたいなと思ったんだけど、この車に乗せてもらうわけにはいかないかしら？」とか言うんですよ。
（記憶で書いてるので、いい加減です）
そうか、指で、眉を、整えればいいんだ。
