2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

天変地異

外に出ると、都会の夜空が、流氷の海に変わっていた。見上げる夜空は、見下ろした流氷の海で、無数に漂う氷のかけらの中を、1艙の船が進んでゆく。船の進みにつれて、氷のかけらが動きを変える。「なんだ!!」「どうなってるんだ」人々が騒ぎ出したとき、…

二つの太陽

どこまでも広がる草原で、牛を追って暮らしている、遊牧民の古い言い伝えに、「二つの太陽が現れたら、その太陽が現れた日の夜の月と、同じ形の月が再び現れる日までの内に、二つの太陽を見た人は、すべて、死ぬ」というものがあるそうです。広い草原の中の…

見た目に銀行員に見えるなら、銀行員である

さっき、パチンコ屋のチラシとか見てて教えてもらったんですが、お笑いの人で、銀行員に見える人がいるそうです。「銀行員ですか?」そう聞かれたなら、「私に金を預けなさい。今すぐ預ければ、AIJ以上の利率で、すべての果実があなたのもの。全く成長し…

ヒサカキの花の香り

それを嗅ぐと私は不整脈になる。子供の頃、天井裏でネズミが死んでいたことがあって、そのときちょうど、仏壇でヒサカキが咲いていて、私はずっと、ヒサカキの花の香りを、ネズミの死体の匂いだと思っていました。そして、本当にそうかもしれない。だって、…

色の問題

人間はありとあらゆる色を手に入れた。だから、色に鈍感になったと思うんですが、色に、意味があると思います。アメリカ大陸では、ハスが黄色だそうです。カタクリが黄色だそうです。アメリカからやって来たセイタカアワダチソウが黄色で、アメリカを代表す…

「月の砂漠」と「ブルーシャトー」

さっき聞いたんですが、「ブルーシャトー」は「月の砂漠」から作ったんだそうです。そういえば、4拍子で、一拍目が3連符であと3拍伸ばす、という構造が同じです。そして、思いついたんですが、「遠い世界に」も同じです。そうだったのかと思いました。「…

3月17日の野鳥調査の報告

雨でしたが、一応出かけましたが、結構降ってるんで、ああ、もう、今日は調査はやめよう、と思ってぐずぐずしていましたが、シロカモメとヨシガモがいて、最近ここではめっきり少ないヨシガモ、この秋冬のシーズンでははじめて見ましたんで、こういう日に調…

3月11日の探鳥会の報告

晴れて暖かい日でした。そして、ハマシギとかのシギチドリがいませんでした。潮も引いてたし、何故いないのかわかりません。何年も野鳥観察をしていますが、何故いるのか、何故いないのか、結局、全然わかりません。アオサギの肢と嘴が、「彼女はフレッシュ…

春の鳥がやって来た

写真はハジロコチドリとウミネコです。写真を見てそれとわからなくても、識別してから撮ってるから、大丈夫です。昨日、3月10日に庄内川河口で撮ったものであり、両種とも冬には見なかったので春になってやって来たものと思います。春は、もうそこまで来…

3月4日の探鳥会の報告

1週間もたってから書いてますが、いつ降り出してもおかしくないどんよりとした天気でしたが、会が終わるころに降ってきました。会だと雨の心配はしたくないんですが、実際はこういう雨の前は鳥の観察には好都合ですよ。風がなくて、光の向きも気にせずにす…

馬のいる風景

近所に小学校ができました。進学塾が作った私立の小学校で、すごく立派です。こんな立派な小学校に通う子もいれば、親の愛人に殴り殺される子もいるんだよなあ。その小学校に、馬がいます。(むかし、奴隷がいた頃、馬は奴隷に殴られて死んでしまうので、殴…