永井博の恋するカレン

先日、ラヂオに永井博氏が出演されていて、流された曲が「恋するカレン」なんですよ。「形のないやさしさ、それよりも見せかけの魅力を選んだ」 「恋するカレン」って、ヴィジュアルを否定してくる歌でしょ。ヴィジュアル以外の何ものでもないイラストレーターの永井博氏が、どうしてここで「恋するカレン」????

なんか大瀧詠一にうらみでもあるんでしょうか?
あるいは松本隆が嫌いだとか。
恋するカレンって、見た目にかっこいい人は、形のないやさしさがないって、決めつけてる歌なんですよね。見た目かっこよくても、優しい人はいくらでもいると思いますが、見た目が悪い人に、(見た目が悪い人が存在率が高いので)、大盤ぶるまいのサービスで、見た目が悪い人は形のないやさしを持ってるんだけどそれが理解されなくて残念、というような、いくら商売でやってるからって、ここまでサービスするかって、言うような歌ですよね。でも、人気の曲で永井博氏もリクエスト。
大雑把に言って、見た目が悪い人は根性も悪いと思います。そういうものです。運動ができない子は勉強もできないんですよ。そういうものです。運動ができる子は勉強もできるんです。そういうものです。同じ一つの脳がすることですから。
どうして、永井博氏は「恋するカレン」をリクエストしたんでしょうか?
君は天然色」でいいのに!
カレンが選んだ相手は、見かけもいいし、形のないやさしさも持ってるんですよ。
(ふられるような男には、ほかの男の形のないやさしさなんか見えないでしょうけれど)
 
カレンだけが、恋してるし、正解を選んでいます。
だって「恋するカレン」なんですから。