#哲学

60になってから、ニヒルになった

もう人間なんか、全然信用しないんです。 人間を信用しないということは、自分で自分を信用しないということであり、 言い換えれば、もう何をしたっていいんですよ。 そういうものです。 自分さえ、自分を信用してくれないんですから…! 自分にも自分が何を…

人類の未来は人類の夢による

私が若かったころ、「メンズクラブ」というファッション雑誌がありました。 数年その雑誌を読んでいましたが、その雑誌の後ろのほうにコラムのページがあって、 そこに名前も覚えていない誰かが書いていました。 「1975年4月号ガロ、クシー君の発明、読…

自然観察の醍醐味

長く自然観察をしてきまして、このブログも、好き勝手にしていますが、基本は自然観察のブログです。そして私が思うのは自然観察の醍醐味は、素晴らしい自然に触れて、謙虚になれることと思います。 たいていの宗教は謙虚を説いていますが、 宗教をかじって…

漠然とした不幸

最近は仕事で車に乗ってることが多いんですが、信号待ちはつきもので、とりあえず、対向車の運転手の顔、後続車の運転手の顔はチェックするんですが、その後何かに気を取られて、クラクションを鳴らされたりするんですが、思うんですが、どうも、不機嫌そう…

手塚治虫の衝撃

子供の頃、この季節の土曜日は、正解のない問題でした。 「鉄腕アトム」を見てから花火を見に行くか? (花火はあらかた終わってるんです) 鉄腕アトムをあきらめて花火を見に行くか? (ビデオとかのない時代で、今日見なかったら、永遠に失われると思って…

辻まこと著「山の声」

辻まことは大雑把に言うと画家であり、ファインアートからイラストレーション、カリカチュアから挿絵、企業のロゴマーク等の商業デザインまでいろいろで活躍していました。 画家である前に人間であって、人間とは何か、生きるとはどういうことか、そういう思…

月にむらくも、花に風

邪魔が入らないようなものは、たいしたもんじゃないな。 えーっ!? そうですか?! 私は、たいしたもんでなくていいから、邪魔のない人生を送りたい。 雲が来ようが、どうしようが、揺るぎのない、月の美しさが、 邪魔者が来ようが来まいが、変わることのな…

痺れた左腕に於ける意識と現実の乖離

寝相が悪くて左腕が痺れました。 寝返りを打ったら腹に何か得体の知れない物体が当たって、 不気味に思って右手で触って確かめてみると、それは自分の左腕でした。 左腕なら痺れて動かないがこっちにあるのに、と思って探ってみると、 意識の上ではここに左…