漠然とした不幸

最近は仕事で車に乗ってることが多いんですが、信号待ちはつきもので、とりあえず、対向車の運転手の顔、後続車の運転手の顔はチェックするんですが、その後何かに気を取られて、クラクションを鳴らされたりするんですが、思うんですが、どうも、不機嫌そうな顔の人が多いです。

運転中は、作った顔でなく素の顔でいるだろうと思うんですが、その顔が不機嫌そうでつまらなそうで不満をかかえているように見えるんです。

フェイスブックをみると不幸になるという。
友達が旅行に行っておいしいものを食べている、そういうときに皆投稿しますからね、他人の幸福を見て不幸になるというんですが、そう考えるとTVもタレントが旅行に行っておいしいものを食べる番組ばかりやってるんですよ。こんなものを見てたら、皆不幸になるよ。

幸福は感受性の問題で、世界中のうまいものを食べ歩いても、あそこのシェフは生意気だったという感想しか持てない人もいれば、自分が作った冬瓜のしょうが汁をうまいなあと思う人もいるんですよ。他人の経験なんかうらやましがる必要はないです。

でも多くの人が不幸になっていて、豊かで平和な日本に、漠然とした不満が不幸が不愉快が、蔓延し始めたように思います。