稲永公園に行ったら、先日の台風で荒れたようで、枝がたくさん落ちていて、倒れた木もあったんでしょう、真新しい切り株がありました。
自分は切り株を見るたびに不思議なんですが、この切り株は、４０年以上の時間をかけてできたものですが、４０年以上前にできた中心部分と最近できた周辺部分とに時間の経過が見えないんですよ。全体が、切られたときにできたもののように見えるんです。木の中の保存性の良さは驚異的です。何十年も、まったく劣化しないんです。
この木はたまたま真ん中を虫に食われてるようですが。切られて材木になっても千年以上もつんですから、数十年は当たり前かもしれませんが、この切り株でも、４０年以上前にできたものが新品に見えるというのは、驚異と思います。
さらにこの切り株ですが、少年マガジンとかのボーイスカウト知識では、（方角が分からなくなったら、切り株を見よう。年輪の幅が広いほうが南だ。）という覚えなんですが、この切り株は明らかに右側が幅が広いですが、右が北なんです。左に別の木があってふさがってて、右は空いてたとか事情があるんでしょうが、自然は、少年マガジンとかのボーイスカウト知識より大きいようです。
