名古屋、庄内川河口稲永公園で40年以上自然観察を続けています。
稲永公園には松林がありますが、その松林で松の芽生えを見たことがありませんでした。
松は裸地でないと芽が出ないのかな? と思っていました。ここの松林は一面草が生えています。
今日、初めて、稲永公園で松の芽生えを見ました。
プラタナスの切り株です。ここは松のお気に召したようで、4-5本芽を出しています。
松は、松竹梅のトップで、日本文化の中で高い地位を得ている木と思いますが、減ってます。
(松は土が肥えてくると枯れる)というようなことを聞いたような覚えがありますが、そうなのかなあ? と思ってましたが、松は土が肥えてくるとほかの木に譲るんじゃないだろうか?
(私はやせた土地でも生きていけるから、土が肥えてきたここはお前らに譲るよ)
人間が、燃料として肥料として、森から絶えず有機物を取っていた。
それで森がやせていて、痩せた土でも生きていける松が多かった。
干ばつ、冷夏、かろうじて生き延びてきた人間は、痩せた地で生きていく松に自分の姿を重ねたんじゃないだろうか? それで松をトップに置いたんじゃないだろうか?
燃料が電気ガスに代わり化学肥料が普及し、森の土が肥え、松以外の木も育つようになったので、松は姿を消していく。
ここから文学です。
松は、遺伝子を調べた結果、外来種だと判明した。
揚子江文明が黄河文明に攻められて、命からがら船出する。種もみと、松かさを携えて。
東南アジアに、インドに、日本に韓国に、稲作が揚子江文明が伝わった。
たぶん日本で一番成功して、現在の日本文明はここで形作られた。
松を尊重する文化も揚子江からやってきたもの。
現代の科学技術が松のDNAを調べ、(外来種!)
サヨクイ人々が松の撲滅に乗り出す!
(ガイライシュだから!)
(伊勢神宮の松など、直ちに伐るべき)(ガイライシュだから!)