おひなさまについて考える

戦後、農地改革が行われて、地主様が独占していた富が、小作農にそれぞれ分配されたんですよ。デバートが頑張って、地主様の家で見たようなお雛様を、もと小作農に売りつけたんですよ。売れたんですよ。そのお雛様が、今、断捨離でごみになってるんです。地域おこしとかで、あっちこっちにお雛様タワーが出来ている。お雛様を供養する業者も儲けていると思います。燃えるゴミに出すのは、ためらいますよね。

ほかにこいのぼりも同様に、あっちこっちで、やたらこいのぼりを並べています。
戦後のデバートの金もうけの後始末なんですよ。

戦後に売れたものは、
お雛様、こいのぼり、それからもう一つ、百科事典だと思うんですよ。
百科事典は中流家庭のシンボル! こぞって皆が百科事典を買ったんですよ。
おひなさまやこいのぼりは、かろうじて使い道があるのに、百科事典は、
!! 燃えるごみなんです。

おひなさまは、季節のもんだし、顔があるから、それなりですが、百科事典は、燃えるゴミです。