お金には、使い道がない

物々交換のころは、需給のバランスが取れていた。(当たり前だ)
交換に、便利のためにお金が介在するようになって、(そしてお金は本当に便利だ)需給のバランスが崩れた。
貧乏人は稼いだだけ使ってしまうが、お金持ちは稼いだだけ使わないんですよ。
つまり需要が不足して、不景気になるんです。
海外に輸出するとか、政府が赤字になるとかでやりくりしてきたんですが、それももう限界だ。
でも要するに方策はあるんですよ。
貧乏人と金持ちを廃止して、みんなの収入を同じにすればいいんです。
それ以外に方法はありません。
滅びるか?
優秀な人間はそうでない人間より収入が多くて当たり前だと言う迷信を打ち砕くか?
どちらかを選ばなくてはなりません。
100年あまり前には、身分制度で収入が決まってたんですよ。
その後人間は能力制度により収入が決まると言う迷信に捕まってしまった…
起きて半畳寝て一畳、それ以上のお金は使い道がないんですが、
お金が儲かる人は偉いという迷信に、
はまっちゃったんですよ。