コーナンのPBの安全靴

私は、好き嫌いがあって、それは自分ではどうしようもなくて、カール・マルクスの「資本論」はすごく好きなんです。それで人生の基本として、プロレタリアートは堅持したいと思っているのですが、プロレタリアートの履くものは、安全靴ですよね。
先日読んだ小説(高村薫、冷血)で、主人公がホームセンターコーナンの安全靴を履いてるって言うんですよ。
いまはいてる靴がだいぶんボロボロになったので、靴を買わなければいけないんですが、
コーナンの安全靴を買おうと思ったんですよ。だって、コーナンの近くに住んでるんです。
でも、コーナンに行ったら、安全靴のよさげな物はなくて、マジックテープで止めるスニーカータイプしかないんですよ。
馬鹿野郎、俺は小学生じゃない! マジックテープの靴など、金をもらっても履かんぞ、と、心の中で叫びながら、陳列棚を見て回ると、下駄が売ってるんです。400円です。
下駄なんか要らないよ。
でも400円か…!?
買うべき安全靴はないんです。
(でも、400円の下駄はある)
下駄なんか、いくら安くっても、要らないし!(でも400円か!)
下駄なんか、要らないから、買わないよ…

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