2014-11-25 ドアは、開いていた 日記 #その他文学 気がついたら、ドアは開いていた。 ドアの向こうに幸福がある。 だけど、誰も、…、ドアが開いていることに気づかない。 人間の目は、開いているドアが見えないことになっているのです。 開いているドアを、ドアの向こうの幸福を、 見ないことにして人間は今日までやってきたのです。 だけど、もう、ドアが開いていることに気づいてもいいんじゃないか。 もう、幸福になったって、いいんじゃないのか。 人間は、かわいそうだ。