土偶を売る

自分は「土偶を読む」という本を読んで、熱田神宮土偶のようなものがあったことを思い出し、近くを通ったので寄ってきました。

 

 

 

 

こう比べると、本物はわけのわからなさがあるが、新しいものはそれなりですね。

本物ですが、村に器用な人がいて作った、というレベルじゃない。土偶だけじゃなく土器も作ってるんでしょうが、プロの仕事だと思います。

つまり、売り買い(売り買いという言葉が適切かどうかわからないが)があったはずです。作り手と使い手が別なので、(そんな使い方するのかよ、馬鹿野郎)とか(安かったでこれにした。このでっぱりを取れば、いける)とか、いろいろあっただろう。

一点ものですので、注文生産も多く、注文する側も見たこともないものを注文するわけですから、一般的な見本がお店に置いてあって、(こちらが当店の売れ筋でございます。このタイプなら在庫がございますが、ご希望をおっしゃっていただければ、ご希望に沿ったものを作ります)(このカモメラインは眉ですか? このカモメラインが栃の実に似ていて、いい感じなので、カモメラインを強調したのをお願いします。出来が良かったら、高く買います)(お客様、お喜びください。顔だけでなく両足にも栃の実を、カモメラインを! )そういうやり取りがあって、

出来た。

(お尻のカモメラインもいいね。気に入った。買うよ)

(お尻にまで気が付くなんて、お客様の、H💛)