自分の住んでいる集合住宅は、郵便受けが一階に固められています。普段あまり行かない側なので、郵便は急ぎのものって最近はないので、たまにしかチェックしません。
今日たまたま見たら、DVDが来ていました。「ふんどし医者」? こんなもの買ったっけ?
1960年の東宝映画です。
原節子が、ばくち好きの人妻を演じている。冒頭、原節子がばくちに負けて、後ろで待機している夫(医者)に、(あなた、着物を脱いでください)
今は、服を脱いでもばくちのかたにならないと思うが、幕末の設定です。そのころは、着物でばくちが打てたようだ。
ばくち好きな妻のためなら、着物取られてもオーライ! 褌姿で患者をみます。
2時間の映画なので、その他いろいろあるんですが、
(伝染病で隔離)というのが一つのテーマです。
いまでは常識だと思いますが、そのころにはそういう常識がなかったわけで、もめます。コロナ禍の現在に見ると、感慨深い。
映像的には、このころの日本は、どこを切り取ってもきれいです。
建物等、素材がそろってるので、自由がない分、統一があってきれいです。
美意識の問題として、維新以後は、(美より、金もうけ)という世の中になった気がする。
オズとか原節子とか検索してて、どこかボタンを押して、買ってしまったのかと思うんですが、幸い、それほど高価なものでもないから、まあいいか。