ノウゼンカズラの花の蜜

これは探鳥会の帰りに、信号待ちで撮った写真です。

ノウゼンカズラにヒヨドリが２羽来ています。

植物が花を開くのは花粉を運んでくれる誰かに対するサービスで、

ノウゼンカズラはおそらく昼間に活動して果実や花の蜜を食うオオコウモリを想定している花だと思います。

ノウゼンカズラはオレンジ色で香りがありません。

香りのある花は昆虫向けで、赤や青の花は鳥向けです。

人為により、オオコウモリの分布より北の地方に分布を広げてしまったノウゼンカズラの蜜は無駄になっていたんですが、ヒヨドリが気づいたようです。

これは食える。

しかも、日本人が派手好きになったので、ノウゼンカズラはやたら増えてるんですよ。