冬鳥の北帰行の前の集結

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24日の土曜日、昼から雨の降り出す、人間にとってはあいにくの天気でしたが、水鳥は、こういう天気が好きですよ。

一万羽くらいのスズガモが、集まっていました。

スズガモは、庄内川河口、藤前干潟一帯では、毎年、3-4月に渡来数が最大になります。
北へ帰る前に周辺のものが集まる、あるいは、もっと南で越冬していたものがやって来る、のだろうと思います。

一口に、冬鳥と言っても、渡来パターンは、種により様々で、スズガモはもっとも顕著に春の集結が見られます。

オナガガモは、まったくそういうことはありません。
二月ころから減りだし、一方的に減っていきます。
コガモは、スズガモほどではないですが、春に集結します。

この日は、ハマシギダイゼンも多く見られました。
雨の日は、
1、ハヤブサなどのタカ類が不活発である、
2、干潟の表面が常に雨で濡れるため、エサが採りやすい、
ということなんだろうなと思うのですが、意外なほど、水鳥は活発です。

雨に加えて風が強く吹くときには、まずいようです。