自分が経済学を学んだ先生は、中国の資本主義よりの政策を目の当たりにし、「腐ってもソ連」と言っていました。先生はソ連邦の崩壊前に亡くなりました。
自分は根が自然観察好きなので、(生命は代謝の系である)ということを人間についても第一に考えています。
マルクスにはこの観点があります。ケインズもガルブレイスも優秀な人でしょうが、この観点がありません。
自然観察をしてるものの立場では、経済「学」と言えるのは、マルクスだけです。
先生は、時代の要請もあり、ソ連に夢を託したんだろうと思いますが、
私の世代は、ソ連も中国も信じないが、でも、マルクスだけは信じます。
自分は思うんですが、人間は誰も真実を知りたがらない。
マルクスという真実があるのに、テキトーなケインズやガルブレイスをありがたがるんです。
苦い真実より、甘いウソが好き♡
そういうものです。
人間はよくやった! 頑張った! 偉いぞ!
でもそこまでだ。
真実のマルクスより、甘いウソのガルブレイスが好きなら、宇宙のごみになってもらいましょう。
なぜ世界が存在するのか、誰も知らない。
人間が滅びても、人間以外は誰も気にしない。
そういうものです。