二酸化炭素削減は、素粒子の夢

生命が生まれて、人間にまで進化したのには、最初の素粒子に、そういう契機があったと思うんですよ。

生命の進化は、環境の変化に対応して生き延びようという懸命の努力が、結果として、環境からの独立、自由を獲得していった過程と思いますが、環境の変化に対応して進化した生命が、自らの意志で環境を変えるということを成し遂げるということが、進化の到達です。つまりは人間が二酸化炭素を減らして温暖化を食い止めるということは、人間の問題であるだけではなく、人間にまで至った生命の進化の問題であり、生命を生んだ素粒子の問題なんですよ。

生命は、なんとなく進化するんじゃないです。

宇宙が広いのは、素粒子が人間にまで到達するには、これだけの広さが必要だったんだと思う。

人間は宇宙で唯一の存在であり、宇宙全体が、人間が二酸化炭素を削減するかどうかを、かたずをのんで見守ってると思う。