平等は、人間の思想ではなく、資本の思想です

経済にとって重要なことは、需要と供給が一致することです。
収入に格差がある社会では、必ず需要が不足します。
収入の多い人間は、稼いだほどは使わないからです。
その不足分は、
貿易の黒字、あるいは財政の赤字になります。
つまり、消費税を上げても、収入の格差を小さくしない限り、
財政赤字は減りません。
人間にできるのは、
優秀な人間は収入が多くて当たり前という迷信を打ち破るか、
停滞して衰退して絶滅するか、ふたつのうちのいずれかです。