人間の脳は何故大きくなったか

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写真の本に紹介されているのですが、
人間の脳は人間が持久走を始めたから大きくなったのだそうです。


「ヒトの進化と持久走との関係」
(Nature誌432巻345ページ、D・M・ブランブル&D・E・リーバーマン
によると「脳がホモハビリスの頃からどんどん肥大化してきたのは、
猿人が持久走を始めたからだ」というのです。
過去に出土している化石の骨格を比較して、そうした結論が導かれています。
(中略)
人類は、頭を振らずに、汗をかきながら長時間走れる体に、約200万年前に急激に変化したと考えられるのです。


私はこの話はとても興味深いと思います。
汗をかく動物は少数派で、
鳥は飛び続ける割に汗はかかないし
(空冷式なんだろう)、
犬猫もかかないようだし、
思い当たるのは、ヒトのほかは馬とカバくらいです。

なぜ持久走を始めたかが問題ですが、
現在では健康などのために趣味で走っている人はいますが、
用があって走っている人はほとんどいないと思いますが、
始めは、用があって走っただろうと思うのですが、
漫画か何かで読んだのですが、
現在、用があって走っている人はたいてい公共交通機関に間に合おうと思ってだというのですが、
公共交通機関のない昔、
何のために走ったんでしょうね。