カラスムギの秋

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カラスムギは地中海沿岸が原産でしょう、
日本には、農業とともにやってきた史前帰化植物だと思われます。

地中海は、冬は比較的温暖で湿潤、夏は高温で乾燥します。
そこに生きる草は、冬の間思い切り地面に広がり光を浴びて力を蓄え、春が来たら、するする伸びて花をつけ実を結び、乾燥する夏が来る前に、枯れる。そういう戦略をとっています。
日本の夏は湿潤で、高温とあいまり、植物の生育にうってつけなのですが、地中海からやってきた植物は、ふるさとの掟を守って、このごろどんどん枯れていきます。
場合によっては、不気味なほど枯れていますので、この時期に草刈をしたら、いいんだろうなあ。