潮の満ちひきは何故起こるのか 2

イメージ 1
写真は10月25日(旧暦9月4日)17時26分の月です。
この日、満潮は7時40分及び18時50分、干潮は1時3分及び13時17分です。
つまり、月の出及び月の入りのころ満潮で、月が南中するころ及びその反対側に月があるころ干潮です。

それから、干潮のときに、引いた海水が、どこに行っているのかという事ですが、これは、海が盛り上がっているのだと考えられます。

海水は地球の引力により支配されているのですが、その地球の引力に対し月の引力が平行に働く場合には、月の引力の向きにかかわらず、海は盛り上がります。地球の引力に対し月の引力が横から働く場合、海の盛り上がりはつぶれて、満潮になります。

我々は潮が引くことに驚き、何故引くのかと考えがちですが、実は、何故満ちるのかと考えるべきだったのかもしれません。もしも月がなかったら、潮は、引いているのか、満ちているのか、その中間なのか、どうなんでしょうか。

以上のようなことを踏まえて、私は、「海の水は地球の引力に対し、表面張力により盛り上がり干潮になる。月の引力が地球の引力に平行している場合には、表面張力は影響を受けないが、月の引力が地球の引力に対し横から働く場合、表面張力は撹乱を受け、崩され満潮になる。それは、アーチ構造が横からの力に対し弱いのと同じである」と考えてみたのですが、どうでしょうか。