ジンはジンジャーのジン

年末にスーパーでジンのソーダを見つけたので飲んでみた。

生姜味だった。

それでジンはジンジャーのジンだったんだと思った。ジンもジンジャーも頭文字はJでなくGです。

清州桜醸造の製品で、ジン自体は地下鉄の車内で広告を見て、飲んでみたいと思っていましたが、炭酸水を用意して家で割って飲むという習慣がないので、飲んでなかった。ソーダ割の缶で出て手軽になって結構な話です。198でビールと同じくらい、アルコールは8パーセントです。蒲郡みかん、西尾の抹茶、稲沢の金時生姜を含む10種のボタニカルを使用、だそうですが、植物、あるいは植物原料としてただろうところをボタニカルとしてあるのが面白いと思った。自分の感覚ではボタニカルは形容詞だと思うが名詞としても使えるのかな? いろいろ入ってると体にいいような気がしてしまうのはわたくし一人でしょうか?

昔TVで「ロンドンジン横丁」という番組を見たことがある。

農地が地主様によって牧場地化され、追い出された農民が都市に流れ着き、勃興期の資本主義の餌食になり、低賃金、重労働、劣悪な住環境、粗悪な安いジンで酔っ払ってつぶされていくという話でした。

マルクス資本論に出てきそうな話。それで自分はジンに悪いイメージを持っていましたが、ジンが悪いわけじゃないです。

ところでジンジャーといえば、

年末に兄の別荘に行ったところ赤い実がなっていて、枯れた葉を触ったら生姜の匂いがして、あとで検索したらショウガ科のハナミョウガだと分かりました。

去年の5月12日には花が咲いていて、その時は何かわからなかったが、今度葉を触ったので判明した次第です。