俥屋さん

今朝は早く起きたので、早いって1時ですが、1時は早いとは言わないかもしれませんが、5時に夕飯を食べて6時に寝たので、7時間睡眠で1時に起きて道理です。

青空文庫泉鏡花の「麻を刈る」を読みました。

それで知ったのですが、「俥」という字は尾崎紅葉が作ったらしい。

人力車が流行ってた頃、鏡花が人力を縦に並べて偏にしてつくりは車で1字のようにした看板を見たと紅葉先生に話したら、(それは面白い。使えるかもしれんな)と「俥」という字を作ったという。

明治時代は漢字を好きに作ってよかったようだ。

鏡花の小説を読むとフリガナはかなり好き勝手に使っています。

現在はそういう自由はなくなってしまった。残念です。

「麻を刈る」ですが、麻は刈らずに人力車の話、あと鏡花は金沢出身ですので、金沢と東京の行き来の話です。

汽車、人力車、船、徒歩、あっちから回ったりこっちから山越えたりで大変だった様です。

ひとつ面白いと思ったのは船で弁当が出た話。それから年配の人力車夫が頑張ってたという話、江戸時代に早飛脚やってたらしい。

検索したら東京では俥屋さんのバイトがある。いいかも。でも名古屋にはないようだ。

名古屋城が復元されたら、障碍者向けにおんぶだと思う。

人をおんぶしてはしごを昇る練習しとくといいかも。