南風に吹き寄せられて、常にも増して潮は満ち、タプンタプンと波に洗われる堤防に、翼を休めるサギの群れの中、クロツラヘラサギ、再望。*熟田津(にきたつ)に、船(ふな)乗りせむと、月待てば、潮(しほ)もかなひぬ、今は漕(こ)ぎ出(い)でな 額田王(ぬかたの…
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