死んだ人に会う

人生にいろいろな節目があって、
入学、卒業、就職、結婚、子供、子供の結婚、孫、
そのいつかにおいて、自分の親が死ぬだろう。

そして、子供(親にとっては孫)を親に見せるのが、
親孝行ってことになっています。
言い換えれば、孫が生まれるまで生きているのは、
子孝行です。

親孝行も子孝行も、ただの幸運です。

すべての人が幸運に恵まれるわけにはいかず、
結構、節目の早い時期に親をなくす人も多いでしょうが、
早ければ早いほど、後々まで、尾を引くだろうと思うんですね。
後々が長いわけですし。

私の場合、卒業前に親が病気で、
就職する前になくなったんですが(就職どころじゃないです)、
その親が、数十年たってから夢に現れました。
うれしかった。
会ったことは夢ですが、うれしいのは現実です。
私はそれで世界観を変えました。
それくらいうれしかったです。

さて、死んだ人に会うことは、できますよ。
問題は時間ですから、時間とは何か、
人類はまだ知らないんですから、
死んだ人に会えますよ。