男性は女性より短命ですが、それは人間に限らず、
ハツカネズミにおいても同じで、しかも、
実験として腸内に細菌のいないハツカネズミを飼うと、
オスのほうが長生きするそうで、
つまり、オスが短命なのは腸内細菌のせいらしいです。
腸内には様々な菌がいて人間にとって有益なものもいれば、
害のあるものもいるそうですが、オスは、害のある菌が増殖しやすいようです。
光岡知足著「腸内細菌の話」岩波新書で読みました。
ところで、絹というのは不思議な繊維で、雑菌の繁殖を抑える働きがあって、絹の靴下を履くと足が臭くなくなって水虫が治りますが、
その絹の力は腸内にまで及ぶようで、
絹のパンツをはくとおなかの具合が変わるようです。
一応このブログは自然観察系のブログですんで、
もっとも身近な大自然である自らの体についても、
観察を忘れないようにしたいものです。
