本を燃やす

エジプトのアレクサンドリアに紀元前300年頃、図書館が造られて、
大いに栄えたそうですが、灰燼に帰したそうです。
虫害や火災があったというんですが、
最悪の打撃は4-5世紀のキリスト教徒による継続的な攻撃だったという話しです。

さて、中国では秦の始皇帝が紀元前213年に実用書以外の書籍を燃やしています。
歴史に残ってるくらいだから、かなり燃やしたんでしょうね。

洋の東西を問わず、本が燃やされたわけですが、一体何故だろう。

私はチェスタトンが好きなので、チェスタトンのブラウン神父なら
どう考えるだろうか、と想像してみて、
(人が、どうしても燃やして消してしまいたいものはなんだろうか)
と考えて、ははあ、忌まわしい出生の秘密だな、
と思うのですが、
どうなんでしょうね。