出生の秘密

昨日の話しの続きなんですが、
出生の秘密は、
本人にはどうすることもできないことであり、
にもかかわらず、
本人を規定することであり、
結構重要だろうと思うのですが、
何故こんなことを考え出したかというと、
ネットで、永山則夫(ピストル殺人犯の少年)について、
見たのですが、その永山則夫が、
本籍地が網走番外地なので、誰にも戸籍謄本を見せられず、
したがって就職できず、
偶然手に入れたピストルで人を襲って金を奪うしか、
生きる糧を得ることが出来なかったというんですが、
本籍地なんて、別にどこだっていいじゃないかと、
言うのは簡単で、ほんとにどこでもいいですが、
そのために何人も人を殺したり、
そのために、人類がそれまで築き上げてきた知識のすべてを灰燼に帰したり、
することが、
あるようです。