「日本海の成立」

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ざっと目を通しただけですが、日本海について。

日本海は、元は淡水の湖や川だった。
その後、海になったんですが、
氷期間氷期の気温の変動に伴い海水面が上下したことにより、
2回、大洋と切り離されて内陸海となった。
また、内陸海となったときには全面結氷し、
水もよどんで生命の住めないような環境であった。
そのような環境の変動に適応して、独自の進化を遂げた生物が
いる。

というような話しです。
著者は魚の研究家らしくサケやギンポの話しが中心ですが、
鳥も、ケイマフリが日本海でウミバトから別れて成立しただろうとのことです。

私はウミネコも、現在の分布状況から類推して、
日本海で成立したんだろうと思います。
ウミネコはヒトと同じく幼形成熟によっており、
ウミネコ幼形成熟には生命の住めない海、日本海における
飢餓が関係してるだろうと考えているからです。