忌まわしい思い出の地

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先日車上アラシに会ったので、
むごたらしく砕け散った窓ガラスが、
海馬に乗って、脳裏を駆け巡るので、
被害にあった現場には、もう行きたくないのです。

私は窓ガラスを損して(2万円だったよ)、
犯人も、全然儲けてない(ティッシュ、名札、マイ箸その他)、
ただ人を不快にするためだけの犯行に及んだ犯人のすさんだ胸のうちを思うと、
被害者である私でさえ、存在を呪いたくなるのです。

人間という生物の浅ましさ、おぞましさ、けがわらしさ、ありとあらゆる負のイメージの形容詞が、不気味な尖ったトンカチの形になって、他人の車の窓ガラスに向かって、打ち付けられたところ(そこにはまだガラスのかけらが落ちているはずだ)、
そんなところに足を踏み入れて、
おどろおどろしい記憶を澱みの底から甦らせたくはないのです。



だけど鳥を見ていたら、いつの間にかまたその被害現場に来ていて、
オシドリがいました。

ラッキー!