秋の夜ははるかの彼方に

小石ばかりの、河原があって

これは、中原中也の「一つのメルヘン」の出だしですが、高校の現代国語の教科書に、載っていて、フーンと思いましたが、忘れず覚えています。
今夜は、「一つのメルヘン」のような、秋の夜です。

以前、あるところで、中原中也の話題が出てたので、「一つのメルヘン」を使った投稿をしたんですが、意外に理解されなくて。中原中也青空文庫で読めて、詩だから分量はないので、すぐ読めると思うんですが、読む人も読まない人もいるんでしょうね。
自分は嵐山光三郎氏の本で紹介されていた、「谷川で冷やしたビールは、青春のように悲しかった」というフレーズを読んで、本屋に走ったです。

びちょびちょに濡れてはがれそうになっているレッテルも、青春のように悲しかった