代謝の系

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23日の日曜日の写真ですが、干潟でモノ喰うノスリです。
周囲に白い羽毛が散らばっているから、喰ってるモノは、鳥だろう。
たとえば、それがカモならば、カモはノスリに姿を変えたわけです。

生命は代謝の系で、膜で包まれた内面と、その外との物質のやり取りによって成立している。
そしてその1個体以外にとっては、その物質のやり取りだけが問題であって、その内面で何が起こっているかは、どうでもいいことです。
それは1個体についてだけではなく、1種についても言えることで、
たとえば人間についても、人間以外のものが関心を持つのは、何を入れて何を出すかだけであろう。
おおむね現在では、入れるほうは買い物という形で行われて、
出すほうはゴミ出しという形で行われますが、
重要なのはそれだけで、内部で、人間同士の間で何が行われているかは、人間以外のものには全くどうでもいいことです。
ノーベル平和賞受賞者も、連続猟奇殺人犯も、ただ、ゴミ出しだけによって評価される。

とはいえ、人間は人間ばかりに目が向いていて、人間内部のことばかりで汲々としてますが、時には、外から人間を眺めてみるのも、
いいモンだろうと思いますよ。