日蝕

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日蝕は、衛星をもつ惑星のすべてで見られるだろうが、
皆既日蝕の見られる星の割合は、かなり小さいだろう。

生命の発生した星の割合はかなり小さいだろうが、
生命が文明を持つにいたった星の割合は、さらに小さいだろう。

文明の発生した星で皆既日蝕の見られる割合は、
ふたつの小さな割合を掛け合わせたもので、
とてつもなく小さな割合だろうと思うんだが、
我々が知っている文明の発生した唯一の星では、
皆既日蝕が見られるのです。

皆既日蝕と文明の発生とになんらかの関係があるのではないかと、
思うのが、人情ってモンです。

皆既日蝕を見ると、人生が変わるとか言うんですが、
さっきTV番組を見てたら、結婚したとか、就職したとか言うんです。
(そんなことは皆既日蝕を見なくたって、誰だってしてるだろう)
どうやら、皆既日蝕って、珍しくてきれいなだけだなと、私の理性は、
考えるのですが、私の感情は、まだ、皆既日食に夢を見ています。

写真の真ん中のぼんやりした三日月のようなものが、
ピンホールで写した部分日蝕の太陽です。