ツバメのねぐら観察会の報告

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夕べ(8月16日)は、時折雨のぱらつく不安な天気でしたが、近所の人とか、通りすがりの人とかも見に来ていて、にぎわっていました。まだ明るい西の空が夕焼けに染まって、コウモリが飛び始めた後、コウモリより高い空を、空から沸いたように無数のツバメが群れ飛んで、あとからあとから雲から滲み出したかのように、数を増し、風が息をするように葦原になだれ込んで、ずいぶんの数が葦に止まったのに、群れ飛ぶ数は一向に減らないで、薄くなった雲の後ろから十六夜の月の光が漏れるころまで、空で葦原でざわめいていました。

9月になると減ってくるそうですが、しばらくは都会のすみで大自然の壮観が見られますので、16日に都合のつかなかった方も、是非一度ご覧ください。

写真は、明るいうちのシオカラトンボ(ツバメの飛び交うころはもう暗くて写真は撮れないので)。