マガモとカルガモ
数年前に、ロシアの野鳥観察者にお会いしたのですが、その方は、マガモとカルガモの関係について、ずいぶん気にしていました。
ロシアでは、カルガモが分布を北に広げて、マガモの分布域に侵入し、交雑もあって、マガモとカルガモが、今後、独立種として並存するのか、あるいは交じり合って1種になってしまうのか、気にかけているようでした。
ロシアで、カルガモが分布を北に広げているのは、温暖化のせいだろうと思うんだが、日本では、別の理由でマガモが南に分布を広げているようです。
当地でも雛を連れたマガモが観察されています。
マガモを飼いならしたのがアヒルであり、そのアヒルをマガモとかけ合わせて、野生を半分入れたのが合鴨です。
捨てられた、あるいは逃げ出したアヒルや合鴨が、マガモとつがいになって、繁殖しているようです。
写真は、
1、マガモの群れ
2、その中に、マガモとカルガモの雑種がいます
3、もう一羽います。
です。
(3羽目は、雑種でなくマガモで、オスかメスかよく分からないもの、かもしれない)