カワセミの話、1

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おじさんA
「ワシが子供のころ、冬になってかぜひくと、ほら、口の端が切れるじゃろ。口角炎言うんか。そうすると母親が薬屋からカワセミを買ってきて、赤土でくるんで蒸し焼きにして、土瓶にいれて、毎日ちょっとずつ飲んで、土瓶一杯飲み終わるころには、口角炎が治るんじゃ」

カワセミは、風邪薬だったようですよ。