子供は、出生の秘密にあこがれると思う。自分は子供のころあこがれていました。物語の主人公には、出生の秘密があるんです。自分は、一軒置いた隣が産婆さんで家で生まれてるし、父親にそっくりなので、出生に秘密がないんですよ。物語の主人公にはなれなくて、詰まんない人生なんだろうなと、子供ながらに絶望してたんですよ。
それはそれとして西田敏行さんの話ですが、「池中玄田」でヒットしたという話になってました。えー！？ 違うだろう！？ 「新坊ちゃん」だろう！？ と自分は思いましたです。
自分は「新坊ちゃん」は好きで、熱心に見ました。このドラマは誰が書いたんだろう、そう思った、初めてのドラマです。書いたのは市川森一さんなんですが。
