12月17日の野鳥調査の報告

前日はこの辺りでも風花が舞ったくらいの寒い日で、
2-3日は真冬の寒気だというので、
小用が不便なほど着込んで出かけました。
対岸、西の鈴鹿の山々は頭を雲になぶられて、
おそらくそこでは雪が降ってるのでしょう、
関が原の峠にはとぐろを巻いたような雲が居座って、
その北にあるはずの伊吹山は、
雪やら雲やらあるいは竜か、
形がないです。

このシーズンは鳥が少ないようですが、
気合を入れて探したんで、
種類数はそこそこでした。

前の週に、潮が引いて干潟が広がっているにもかかわらず、
ハマシギが1羽しかいませんでしたが、
ははあ、ハヤブサやらオオタカやらを警戒して、
隠れてるんだなと思ったんですが、
この週は潮が変わって夕方に干潮、
暗いときはオオタカハヤブサも、
思うように活動できませんから、ハマシギが、
現れるんじゃないかと期待してたんですが、
その通り、1300羽ほど現れました。

冬は、夜によく潮が引くので、
昼は天敵が多くて危険だと判断すれば、
夜にも活動できるハマシギは、
おもに夜、活動するようです。