統一教会の思い出

最近話題の旧統一教会ですが、自分も若いころ勧誘されたことがある。

ただ、なんと名乗ってたかは覚えがない。

大学の構内で勧誘されて、大学の近くに古い一軒家を借りているらしく、そこでお話を聞きました。20代半ばくらいの男女二人組でした。

自分も結構真面目に話を聞いてた覚えですが、質問とかして、話しが詰まると、お菓子を出してくれました。

パンの耳を揚げて、砂糖をまぶしたものです。たぶん安くてうまいってことで、日常的にそういうものを食べてるようでした。

(それでは歌いましょう)

「遠い世界に」なんですよ。そのころ第二の国歌とか言われてたからな。

二人のうち女性はかなり歌がうまかったです。

 

他にビデオセンターとかにも行った覚えがある。

一応ビデオは最後まで見て、

(あなたたちって、もしかして統一教会ですか?)

と怒って帰ってきたような覚えですが、記憶ははっきりしません。

 

親鸞系の新興宗教にも行った覚えがある。そこは新興宗教だけど問題になっていないようなので、統一教会のような無茶はしてないんでしょうね。

統一協会キリスト教系ですが、精神分析学者の岸田秀の話では、キリスト教のような一神教は被差別民族の宗教だってことです。日本はおおむね占領されてたことがないので、日本で一神教はメインにならない。しかし、被差別部落の出身者、いじめられてた人などは、キリスト教を信じやすいようです。

言い換えれば、誰も差別されない世になれば、一神教は力を失うでしょう。