ニキター・ミハルコフは、「ウルガ」で避妊具を買いそびれて、子供がが生まれてしまった、ということで一本映画を作った映画監督です。
避妊具を買いそびれた、結果についても映画を作りたいと考えてただろう。
避妊具を買いそびれたので子供が生まれる。
あるいはほかの状況で子供が生まれる。
子供が生まれるという状況を映画として見せるには、どういう場面設定がいいかなと、考えてただろう。
答えが、「遥かなる勝利へ」です。
コトフとナージャの物語として展開する「遥かなる勝利へ」の本当のテーマは、
この、子供が生まれるシーンじゃないのか?
(ああ、そうなんですよ。あとはだいたいで作っといたんですよ。でも私はロシアで巨匠ですので、製作費も使えるし、映画関係者に金を回すため、思い切り、いろいろしました)
何回見ても、この映画がわからない。