名古屋駅の南西のシルヴァーだったかゴールドだったか、そこで「太陽に灼かれて」を見た。
4時半まで庄内川河口にいたので、それから慌てて行ったのだが、もう始まっていた。
(始まったばかりですよ)と言われたが、翌週も見に行った。
浴槽の中で手首を切ったあいつが生きてたなんて!
そして、コトフ大佐が生きてるなんて!
「太陽に灼かれて」は美しくて絶望的な映画です。
この映画における唯一の希望は、主人公のコトフを演じているのが、
監督本人だってことです。
どんなに時代に生まれ合わせようと、人はそこで懸命に生きていく。
どんなに時代に生まれ合わせようと、喜びがあり悲しみがあり、そこで人は生きていく。
「太陽に灼かれて」の続編「戦火のナージャ」がネットで見られるようになっている。