ロシアの映画監督、ニキータ・ミハルコフに「ウルガ」という映画がある。
人間は、他の命を食って生きていますが、現代社会では、命を殺す場面は、公表されていません。
牛を殺すことを知らない、場面を見たこともない、そういう人たちが、焼肉まいうー、はしゃいで焼肉を食ってるんです。
食うのはいいが、食うのは仕方ないが、食うなら、自分で、他の命を殺す、そういう覚悟を持てよ。
「ウルガ」に客人をもてなすために羊を殺すシーンがある。
羊の脇腹を裂いて、そこから手を入れ、頸動脈をつまむ、脳に血が回らないから、羊は苦しむこともなく絶命する。
TVで「焼肉まいうー」という人には、牛を殺してほしい。
自分で牛を殺す罪を引き受けず、肉を食ってる人間は、コロナで死んでください。
牛からのお願いです。
新宿の北に「ウルガ」という店があって、自分は是非行きたいと思って行ったんですが、(そういう映画ありますよね。店と関係あるのか知らない。店長の好きな言葉?)
と聞きましたが、店長は「ウルガ」が好きで「ウルガ」と名付けたようです。
ウルガは、モンゴルの遊牧民が放牧してる羊をとらえるときに使う道具で、釣り竿の先に輪がついたようなものです。
モンゴルの遊牧民はパオで暮らしていて、夫婦が二人きりになりたいときには、外に出て、ウルガを立てる。
ウルガが立ってたら、邪魔しない、ほれのぞきに行け、ってことはない。そういうものです。