伊勢参り

江戸時代に伊勢参りが流行ってたという。

先日、二川で得た情報ですが、へーとか思って、精査してるわけじゃないですが、

3人で80万円で20日近くかかるそうで、けっこう贅沢です。

現代人で考えると、そんだけ休みが取れる人はいないですよね。

金額的には、現在ではヨーロッパ5日間、お値打ちくらいの値段じゃないでしょうか?

だからと言って江戸時代がいい時代だったのかどうかは、分かりませんが、人口が増えてないそうなので、生き延びて跡取りになれば、それなりに安定した生活、収入のある仕事につけたのかなあと思いますが、自分は、伊勢に行ったことがないので、伊勢参りを敢行しました。

いろいろ学習して感じ入りましたが、とりあえず、朝ご飯です。

f:id:otaharuo:20210925154045j:plain

これが外宮の御食朝がゆです。

まず注目してほしいのは箸です。

長めで、左右がとがっていて、どっち向きでも使えます。なぜ?

そして箸置きですが、このお膳の中で一番背が高く、古墳から発掘されたような素焼きの物体(オブジェ)です。何?

この全体にはふたがついていて、ふたがしてあると、小型のオーディオくらいの物量です。

ふたを取って、説明してくれます。

 

前列、左から、昆布とがんもどきの煮物、温泉卵、梅酒(ノンアルコール)です。

一口ぜんざい(小さいスプーンでお召し上がりください)、おかゆ。海産の珍味三点(アワビの佃煮とか)、めざし二匹、塩昆布の千切り、酢の物、おかゆのつゆ、みそ汁(海藻入)、漬物(沢庵、梅干し、緑物)これでたったの1230円です。1600円取りたいですが、豊受大御神の思し召しにより、1230円です。山椒はお好きに、おかゆなどにお使いください。

 

f:id:otaharuo:20210925160119j:plain

自分は年取って少食になったので、お腹いっぱい。

若者はお代わりしていいらしい。

なお、記憶で書いているので、説明は正確かどうか保証できません。

ここだけの、特別な朝ごはんと思いました。