あすなひろしのアケビの花

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あすなひろしの「からじしぼたん」には美しい詩が出てくる。

 

私の話は 藁ぶき屋根と 藁ぶき屋根と 水車小屋

私の歌は サザンカと その木の下の 小さな子

私の話は アケビの花と アケビの花と キジの声 

私の友は 神社の森と そこで泣いてた小さな子

下駄の鼻緒が結べぬと 小さく泣いてた 小さな子

 

私は、ミツバアケビはいい紫だけど、アケビは寝ぼけたような薄紫でなんだかなあ…

と思っていました。

29日に、西日本でアケビの花を見ました。

自分が今まで愛知県で見ていたものとは色が違います。

こんなに美しいなんて。

と思いました。

もっと青紫のもありました。

あすなひろしは広島で育っているので、彼が見ていたアケビの花は、どんな色だったんだろう。それを見に行かないと、この詩の本当の意味は分からないかも?

と思いました。